Saturday, December 18, 2021

第二の来臨への待望から第一の来臨の想起へ

第二の来臨への待望から第一の来臨の想起へ



待降節は「神の子の第一の来臨を追憶する降誕の祭典のための準備期間であり、また同時に、その追憶を通して、終末におけるキリストの第二の来臨へと心を向ける期間である」といわれます(「典礼暦年と典礼暦に関する一般原則」39)。それが、待降節主日の聖書朗読配分から見ると、終末への待望を通して第一の来臨の想起に向かう流れになっていることがわかります。第一主日ではまず「人の子」の終末における来臨に備えて「いつも目を覚まして祈りなさい」(ルカ2136)と呼びかけられ、第二主日ではその呼びかけと重なるように「主の道を整え、
その道筋をまっすぐにせよ」(34)という洗礼者ヨハネの声が思い起こされました。

そして、きょうの第三主日では、「わたしよりも優れた方が来られる」(316)とあかしするヨハネのことばから、神の子キリストの第一の来臨のことが明確に想起
されます。救い主の訪れへの気づきは人々を喜びで満たしていきます。入祭唱「主にあっていつも喜べ」(フィリピ44-5)で象徴される第三主日を経て、いよいよ主の生涯の始まりを思い起こす、待降節第四主日、そして主の降誕の福音へと続いていきます。
(編集部)


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